実務から生まれた病院のマネジメントを使う
すべての医療関係者のための病院マネジメント講座(初級)

  • ヴィジョンがない
  • 戦略がみえない
  • 病院の進む方向が見えてこない
  • 業務改革ができていない
  • 計画的に行動できない
  • コスト意識がない
  • 機会損失が多い
  • 部署間の連携がうまくいかない
  • 教育制度が整備されない
  • スタッフが定着しない
  • いつまでたってもスタッフが成長しない
  • 人間関係で退職する人が多い
  • その他さまざまな悩みがある

この講座には上記を解決するヒントがあります

皆さんはご存知ですか?

病院は危機的な状況に置かれていることを

少子高齢化が進む日本。平均年齢は46.8歳に。
65歳以上の高齢者が27%を超えています。これは超高齢化社会です。
就業人口が減少するなか、税収が減少するとともに、社会保障費が増加し、年金や医療費、介護給付が増加しています。日本の国債等の発行額は、日本が毎年生み出す国内総生産の240%になんなんとしています。借金の返済や新たな税収不足を国債等を発行することで補っています。国家予算のうち、社会保障費が増加し続けることで、財政が硬直化しています。このままでは国の運営がままならないため、社会保障費の聖域なき抑制が始まります。年金の給付の先延ばしや、介護給付の削減、医療費の伸び率を抑えるための政策が進んでいきます。

 

平成30年の医療、介護保険同時改定から、大きな変化があると予想されています。
来院患者は少なくなるし、医療費が削減されれば病院の収益は減少します。
病院は危機的な状況に置かれています。

生き残る病院になるために

病院として地域医療を継続していくためには、強い病院になる必要があります。強い病院とは医療の質が高く、地域住民から尊敬される病院、あの病院はすごいねといわれる病院をいいます。そのためには優れた職員が、合理的な仕事の仕組みのなかでよい医療を行う必要があります。明確なヴィジョンをもち、的確な戦略のもと、計画的に職員が育成され、医師が集まり、看護師が集い、多くの職員が情熱をもって医療を継続できる病院です。
そうした病院になるために、適切なマネジメントが行われる必要があります。教育や評価、公平公正な処遇が行われるためのマネジメントシステムが整備されなければなりません。

マネジメントが脆弱な病院は残れない

病院職員がまじめに日々の業務を行っても、それが活かされる組織でなければ成果はあがりません。一人ひとりの職員の役割を明確にしたうえで、その役割を果たせるように職員を支援する。そして鼓舞しながら達成感や満足感を得られるよう教育することが必要です。
一人ひとりの職員が成長し、業務改善を行いながら病院の仕組みを変えて、仕事をやりやすい環境がつくられる。部署間の衝突はなく、皆が協力して同じ方向に向いて日々仕事をしている。このような組織をつくらなければ病院は残っていけない時代が来ました。
急性期病院において、医師が勤務したい病院なのかどうかは、職員の活気や医療のやりやすさであると考えています。皆がお互いを尊敬し、協力しあって目標を達成する。その積み重ねが自分達の成長につながるし、地域医療へ貢献することを職員全員が知っている組織。使命感をもち自信をもって日々の医療にまい進できる職員がどれだけいるのかが病院存続の要件になる時代の到来です。病院マネメントが必要です。
病院マネジメントが弱い組織は、職員の進む方向がバラバラで、職員の質もあがらずまとまりがないなか、教育も業務改善も行われず、頑張っても頑張らなくても評価されず処遇もかわらず、職員が定着しないので、残った職員の仕事量が増加し、結局残ったものが割りを喰う状態になっている病院。職員は情熱をもたず医師もリスクが高い、この病院から一人、また一人と去っていく。そんな病院が地域に残り、地域医療を展開できるはずがありません。

ただ医療を一生懸命行っていればうまく成果があがる時代ではない

組織の運営には組織の運営を行うための枠組みが必要です。
「組織としてどこに進むのかを決め、それを方針として打ち出し、計画的にその達成に向けて日々行動する。各部署の目標があり、個人の目標に落とし込まれその達成が組織で支援される。頑張った人は頑張ったなりに評価され処遇される。職場は常に前向きで、活気があり皆で何かをつくりあげていく情熱に満ちている。高い医療の質に対する職員の自信と誇りは、彼らの使命感をさらに強くし、患者さんに対して最高の医療が提供される環境をつくる。噂が噂を呼び患者は引きも切らず来院するし、他の医療機関や地域から多くの患者さんが紹介される。地域のなかでも役割を果たし、評価される病院である」といったマネジメントが行われる病院は、定着率の高い職員を集め、地域から患者さんを集めて繁栄します。一生懸命やることが活かされる病院です。

手遅れになる前に、本講座で生き残る病院マネジメントへ

1.病院5つのマネジメント領域

[組織マネジメント]
組織全体の戦略は明確か?

[業態固有マネジメント]

急性期は急性期の、回復期は回復期の、慢性期は慢性期の、そして在宅は在宅の役割や戦略、これからの医療制度改革に向けた対策が明確になっているか?

[部門マネジメント]
医局、看護部、診療支援部、事務部の目標は
明確か?

[部署マネジメント]

各部署や職員の役割は明確か?

[部署間コンフリクト(衝突)]

部署間の連携がうまくとれているか?部署内の職員同士の連携がうまくとれているか?
といったことが大きなテーマ

2.4つ+1の病院マネジメントのコンセプト

[統治]
方針は明確か?
戦略はあるか?
経営方針は的確か?
統治の基本である、経営会議や管理者会議がうまく機能しているか?

 

[可視化]
管理会計が導入され、現場が可視化されているか?
あらゆる指標が管理され、先行指標と実績が比較されて課題が浮き彫りになっているか?
明確になった課題は現場にフィードバックされ、現場が情報に基づいて行動しているか?

 

 

[増患]

増患対策が明確か?
自院の強みがあるか、強化しているか?
連携強化のための手を打っているか?
本来の接遇を理解して、医療の質を高めているか?

[生産性向上]

目標管理制度はあるか?
各部門や各部署の役割は明確か?
部署間の連携はうまくいっているか?
職員一人ひとりの目標は設定されているか?
マニュアルは整備され、常に改定されているか?
職場内教育、集合教育、できれば自己啓発のプログラムはあるか?
一人ひとりに光をあてた教育がおこなわれているか?
皆が学ぶ環境になっているか?
職員の定着率は向上しているか?
医師が職員のリーダーとして現場で活動しているか?
医師を守る仕組みがあるか?
評価制度はあるか?
公平公正な評価が行われ、正しく処遇されているか?
業務改善が行われているか?
中間管理職は育成されているか?
委員会活動は適切に行なわれているか?
タイムマネジメントは行われているか?

本講座は初級講座。まずは基礎的なことを15分程度で学び、その蓄積のなかから、自分なりの知見を得て、本格的なマネジメントの学習につなげていくことが大切。
本講座の受講者には、別途リアル講座を割引で受講できる権利が生まれます。

病院マネジメントへの想い

私は、ほぼ20年間の間に、急性期病院を皮切りに、回復期、慢性期、外来診療所、在宅療養支援診療所等100近い病院や診療所、介護施設の支援をしてきました。それらの医療機関にはさまざまな課題がありましたが、結局は皆同じテーマに収れんすることが分かりました。
人がどのように力をつけ、組織のなかで役割を果たすのか、またリーダ―として成果をあげていくのかということが最も大切なテーマです。
そのために方向を示し、戦略を明確にして事業計画を立案し、統治システムのなかで、その月々の管理を具体的に実行していくこと。病院内部では業務の標準化や業務改革を行い、頑張った人とそうではない人を峻別しながら前者には褒賞を後者にはより一層の教育を提供するといった具合に、対応することが必要だったりします。部署間の衝突をどうなくすのか、さまざまな現場で役立つ仕組みをどのようにつくりあげていくのかについても腐心します。患者を増やし、新しい医療を行うことで地域住民に対するブランド力を高めてく。医療の質を高めるために、生産性を向上させ職員一人ひとりの時間当たり生産性をあげていく。余裕をつくり付加価値業務に時間を振り向けていけるよう仕組みをつくることがマネジメントの役割を果たすことになります。
私たちがつくってきたことのなかは、多くの病院でも自然に行なっていることもありますが、そうでないこともあります。参考にしていただくことがいくつもあるのであれば、我わ得がこの講座を開設した意味もあります。当講座をこれからの自院がより発展していかれるために、ぜひご活用下さい。なお、当講座は院長、医師、看護師、コメディカル、事務長など医療関係者だけではなく、病院との取引をしたいという多くの企業の営業マンや士業の方々にとってみても、役に立つ内容であると理解しています。もちろん学生が簡単に病院マネジメントを学習するときにも役立つと思います。多くの方々が興味をもって当講座から病院マネジメントを学習し始められることを期待しています。

[講師略歴]

石井友二(いしいともじ)
中央大学卒業後、現あずさ監査法人で上場会社監査を行い、現みずほ信託にて、プライベートバンキングや企業コンサルを行った後、同社コンサルティング部室長を経て独立。
平成15年にコンサルティング会社ホワイトボックス株式会社を設立。全国の数多くの病院や診療所等、一般企業へのコンサルティングを実施。一般社団法人アセアン進出支援協会にてアセアン10ヶ国の調査を行い、アセアンへの進出支援を行う。また、平成28年医師とともにホワイトヴィークル株式会社を設立し、全国の病院再生事業開始。

ドクタートレジャーボックス、よい病院よくない病院の見分け方ブログの運営を10年以上行っている。ホワイトボックス株式会社代表取締役、ホワイトヴィークル株式会社取締役、監査法人ブレインワーク代表社員、石井公認会計士事務所所長、他上場会社2社監査役。著書ブランドな病院(長崎出版)、雑誌執筆・講演会多数。

この講座は、私たちホワイトボックスのコンサルタントが現場で日々行っていることの一部をご紹介したものです。できるだけ1本を短くして、すべての講座を短時間で閲覧できるように工夫したつもりです。さらに深く学習したい受講者は、別途開催されるリアル講座にてさらに詳細な情報を得ていただければと考えています。

ご質問にもお答えしますので、安心して講座の内容をご覧になり、病院マネジメントを学習するきっかけとしていただければ幸いです。